びびの寄り道

■あらすじ■
・星の輝きを手に　〜プロローグ〜
・星の輝きを手に　−間奏曲−
・星の輝きを手に　−番外編：黒の証取り−


ホルレーの岩峰。

岩山が連なり、人間の足では登るのが困難場所である。
また、オーク族の砦もあるのも影響している。
霧が立ち込める山の頂付近にボクは立っていた。

松明の明かりがまぶしい。
あの先に試練があることは分かっている。
ただ、今のボクの力で足りるのだろうか？と考えてしまう。

仲間と共に試練を越えてきたボクにとって、
今回初めて一人で挑んでいる試練だからだ。
ここまでの道は仲間が作ってくれた、
ここからは一人で越えないといけないんだ・・・

魔道士に取って、一人で戦うことがどれほど過酷なことか
長年の経験から熟知している。
仲間がいるからこそ、全力で戦えるのが魔道士だからだ。

ここまでこれたんだから、きっと上手くいくさ
と、一人で自分に言い聞かせる。


夜の月明かりを見ながら、冒険者となった日のことを思い出した・・・


・・・


　：　なんなんですの。この試験結果は！！

　：　((((゜Д゜;))))あわわわ

　：　体力は平均以下、勇気は最低ランク。総合評価は３５点なんて、錆びたサブリガがお似合いですこと。

　：　師匠。これはただのサブリガ占いですから・・・

　：　あなたにあげようとしていた、「ストーン」のスクロールは取り上げますわ。変わりにこの錆びたサブリガでも持って出て行けですわ。

　：　そんな〜(;´д⊂)


・・・


サブリガは磨けばきっと光る（・・・ってどこかで書いてあったはず）

師匠はきっとそのことが言いたかったんだと思う。

装備の出来ない錆びたサブリガを握り締めて、
冒険の旅に出た初夏の日の午後が懐かしいように感じた。



あの時、ボクを動かしたのは冒険心と勇気だった。


これは、ボクの勇気のハナシ。


某小説やどこかのブログの限界攻略記事で、
この台詞を聞いたことがあるような気がするがそれは置いておこう。


進む決意は出来た。
松明が灯されてる、円形の闘技場に歩き出す。


漆黒の男の３度目の限界への挑戦が始まる・・・

■今回の作戦■
・開幕フリーズ→印スリプル→魔力の泉→フレア→以下魔法連発
・魔法詠唱＋属性杖変更マクロ完備
・Maatさんが範囲or古代詠唱したら逃げる
・ブリンクは出来るだけ切らさない（ブリンクバンドを使用）

■消耗品■
・ヤグードドリンク×２
・ハイポーション×１
・ハイエーテル×２
・呪符リレイズ×１
・クリムゾンゼリー（８万相当）


今回はちゃんと食事も豪華なものにしました。
あとは古代で覚えていなかったフレアを購入。
フリーズで火属性に対する防御力を低下させたところに
ぶつける作戦です。

ちなみに今回はＳＳをとり忘れました(ノ∀｀)
ということで、文字のみでおおくりします(笑)


今回はちゃんと食事を取り、リレイズ・ブリンクをかけたあと、
帽子を変えてＭＰを完全回復させる。
氷杖を装備をしてることを確認して立ち上がる。

闘技場の端に立ち、Maatに詠唱が届くぎりぎりから
開幕にフリーズを詠唱。

フリーズでMaatのＨＰは３割程削れる。
こっちに向かってくるので、印スリプル＋闇杖変更マクロを使用。
レジられず、無事熟睡してくれました。

ヤグドリ、魔力の泉を使用後にフレア＋炎杖マクロを使用する。
MaatのＨＰは半分以下になった。

Maatがフラッドを詠唱してくるので、距離を取り詠唱中断させる。
中断して近寄ってきたのを確認してファイガ３をMaatに向けて詠唱。

Maatがドラウン＋スタンを立て続けに詠唱してきて、
ファイガ３が中断される。
ここで、モニター前のびびさんの中の人は叫ぶ。

Maatが射程範囲内でストンガ３を詠唱してくるので、
再度距離を取り詠唱中断。
Maatが近寄って来て、射程距離に入ったところにファイガ３を詠唱。
Maatもドレインを詠唱するがここは逃げずにファイガ３を着弾させる。

MaatのＨＰの残りは１／４程度、
あと、一発。

バーストの詠唱が来た為、距離を取る。
中断確認後、今度はこっちからウォータ４を詠唱。
Maatはフラッドの詠唱をする。
とっさにびびは自分の詠唱をキャンセルして、
スタンで止め、ウォタガ３に魔法を変更して詠唱。

Maatが詠唱せずにこっちに殴りにくる。
ブリンクが切れ、殴られて詠唱中断が頻発・・・
距離を取り、ウォタガ３を再詠唱。
ドラウンでじわじわ削られていき、ボクのＨＰは残り２桁を切った・・・
そして、Maatの一撃により小さな体は地面に倒れてしまった。



　：　(;;´Д｀)・・・（ボクの力では、ここまでなのか・・・）


・・・びび〜！！

　：　(;;´Д｀)・・・（誰か呼んだ？）


・・・お前何やってんだ！！起きろー！！

　：　(;;´Д｀)・・・（パトラッシュ、ボクはもう疲れたよ・・・）


・・・ここが地獄じゃあるめぇし！！！お前が死にそうな顔すんなよ！！

　：　(;;´Д｀)・・・（そうだ、ここは地獄じゃない。そして、ボクがやるべきことは・・・）


・・・勝って！！！限界を突破するんだろびび！！！

　：　当たり前だヽ(｀Д´)ノ




びびはリレイズにより復活。
復活後、即座にストンガ３をMaatに向けて詠唱。

MaatのＨＰが少しずつ回復していく
頼む！！
これで沈んでくれ！！
魔法が発動。
砂埃をあげ、岩石がMaatを襲う！！

Maat : うぅむ……。見事だ。
お前さんの実力、しかとみせてもらったぞ。




やっと、勝てた(;´д⊂)

証取りに何度も付き合ってくれたＬＳメンのみなさん。
Maat対策などを教えてくれたり、応援してくれたフレのみなさん。
本当にありがとうございますヽ(´ー`)ノ
みんなのおかげで勝てました！！

次の目標はレベル７２でサポ白でテレポ使えるように頑張ります(*´Д`*)
びびのヴァナでの冒険はまだまだ続きそうです〜